足元をドライに保つ、いちばん出番の多い道具
アメリカ発 折りたたみ式フォールディングカヤックブランド
ORU KAYAK(オルカヤック)はアメリカ・サンフランシスコ発の折りたたみ式フォールディングカヤックブランド。2012年にスタートし、アメリカ国内で行われたクラウドファンディングでは、日本円にして約3億円を集めた実績をもつ、世界中にファンがいるブランドです。また、その新発想のプロダクトは、数々のプロダクトアワードも受賞するほど高い評価を受けています。
最後の一手間が、快適さを決める
ビルジポンプで大きな水は出せても、コックピットの底には必ず水が残ります。そのまま漕ぎ続ければ足元は濡れたまま。体が冷え、集中力も落ちていきます。「ビルジスポンジ」は、その残り水を確実に吸い取って艇内をドライに戻すための道具です。約23.5×11.4×6cmと手のひらより少し大きいサイズで、一度にたっぷりと水を含み、絞れば何度でも使えます。セルフレスキューの最後の仕上げとしてはもちろん、波しぶきが入った時、雨上がりに艇を片付ける時、上陸時に持ち込んだ砂や泥を拭う時と、4点のなかでいちばん日常的に手が伸びるアイテムでもあります。特別な使い方を覚える必要がなく、誰でもすぐに使える点も心強いところです。価格も手に取りやすく、最初のひとつとして選びやすいアイテムです。
いつでも手が届く場所に置いておける
沈のあとに探し回るようでは道具の意味がありません。このスポンジはシートの下やフロアボードのストラップに挟んでおけるサイズ感で、漕いでいる間もすぐ手が届く位置にキープできます。柔らかい素材のため、オルカヤックのスキン面を傷める心配もありません。オルカヤックは折りたたんで持ち運ぶ構造上、収納前に艇内をしっかり乾かしておくことが長持ちの条件になります。そのためにも、使用後の水気をその場で取っておけるスポンジは、艇のコンディションを保つメンテナンス道具としても働いてくれます。濡れたまま畳んで持ち帰ると、匂いやカビの原因になることもあります。上陸したらまずスポンジで水気を取る。この習慣が艇を長持ちさせてくれます。
沈(ちん)からの復帰。セルフレスキューの流れ
カヤックが転覆することを「沈(ちん)」と呼びます。穏やかな湖でも、風や波、バランスを崩した一瞬で起こりうるもので、経験の有無にかかわらず誰にでも起こります。大切なのは沈しないことよりも、沈した後に自力で戻れること。その手順がセルフレスキューです。
① パドルを確保する — パドルリーシュで艇と繋いでおけば、沈した瞬間に手を離しても流されません
② 水を出す — コックピットに入った水をビルジポンプで一気に排出します
③ 艇に戻る — パドルフロートをパドルの先端に装着し、アウトリガー(浮き)として使って再乗艇します
④ 仕上げる — ポンプで吸いきれない足元の残り水をビルジスポンジで拭き取ります
この4点が揃っていれば、沈から復帰までを自分の手で完結できます。いずれも小さく軽い道具ですが、いざという時に「持っているかどうか」で結果が変わります。
※セルフレスキューは事前の練習が前提です。必ずPFD(ライフジャケット)を着用し、浅瀬や穏やかな水域で一度手順を体験してから出艇してください。単独での無理な行動は避けましょう。
まとまった水はビルジポンプで
コックピットに大量の水が入った場面では、同じくオルカヤックの「ビルジポンプ」との併用がおすすめです。本国でもこの2点はセットで使うことが推奨されています。
「オルカヤック ビルジ ポンプ」を見る
スペック
サイズ
約23.5×11.4×6cm(9.25×4.5×2.375インチ)
ORU KAYAK / オルカヤック
「オルカヤック」はアメリカ・サンフランシスコ発の折り畳み式フォールディングカヤックブランド。軽量かつコンパクトで、組み立て・撤収も簡単。徒歩や自転車で運んだり、車に積んだり、飛行機に載せたりと、使う場所を選ばない新発想のカヤックです。
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