HELLE - フルタングを比べてみる -
ブッシュクラフトやキャンプなど、様々なアウトドアシーンで活用されるフルタングナイフ。
薪割り (バトニング) や着火などにハードに使えるフルタングナイフは、年々需要が高まり、多くの方が手に取る人気モデルとなっています。
フルタングナイフと言っても、形状やスペックは多種多様。ここでは、ヘレナイフが扱うバラエティ豊かなフルタングナイフを比較し、皆様にご紹介します。皆様のお気に入りを見つけてみてください。
※「使用アイテム」の商品名を押すと、各商品ページを参照できます。
▼フルタングナイフとは

ナイフのブレードとハンドル部分が一体になり、ハンドルの末端まで貫通している構造のナイフを意味します。
《メリット》
・高い強度と耐久性を持ち、折れにくく壊れにくい
・ブレードが全体に入り重さが均等に別れるため、持った際のバランスが良い
・過酷な環境で頼りになる
《デメリット》
・ブレードの分重たくなる
・形状によってはハンドル内の金属が露出するため、寒冷地では冷えてしまう
▼HELLEの定番フルタング「ディディ ガルガル 14C28N」を基準に比べてみる
DIDI GALGALU 14C28N / ディディ ガルガル 14C28N
《特徴》
・ドロップポイントが効いた万能型ブレード
・しっかり握れる厚めのグリップデザイン
・グリップの安定感やシャープな刃先形状でハードにも細やかな作業にも対応可能
・ハンドルヘビーな設計で取り回ししやすい
・手の大きな人にフィットしやすく人気
・無骨な雰囲気で所有欲も満載
▼NORD / ノルド

※画像内の比較は左がディディ ガルガル 14C28N、右がノルド
《特徴》
・ヘレ最大サイズのフルタングナイフ
・バトニングやチョッピングなどのハードな作業に対応し、ナタのような使い方も可能
・重さで切っていくような安定した切り口
・ニュートラルバランスで大きさを感じさせない操作性で、手の小さい人や女性でも疲れにくく取り回しやすい
《ディディ ガルガルと比較》
・ハンドルはディディ・ガルガルに近い厚み、もしくはやや薄め
・なだらかなグリップデザインで多様な握り方に対応
・握る位置を下部にずらしてポンメルを使えば、チョッパー的な威力を発揮する
▼NORDLYS / ノルドリス
※画像内の比較は左がディディ ガルガル 14C28N、右がノルドリス
《特徴》
・汎用性が高い万能ナイフ
・バトニング、チョッピング、フェザリング、繊細な作業まで幅広く対応し逆手にも持ちやすい
・刃幅は広めで重みがあるが、それを感じさせない絶妙なバランス
・柔らかな印象で北欧らしいデザイン
《ディディ ガルガルと比較》
・ハンドルが薄く、干渉が少ない滑らかな形状
・ハンマーグリップ、ペングリップ、チョイルグリップ、リバースグリップなど多様な持ち方に対応
・多様なグリップで、日本人の手にもフィットしやすい
▼UTVAER / ユートゥベーラ

※画像内の比較は左がディディ ガルガル 14C28N、右がユートゥベーラ
《特徴》
・ハンドルヘビーなバランスで、繊細な取り回しに最適
・重さを感じさせない軽快な使用感
・スパインに指を添えて繊細な操作がしやすい
・大きめのアールを持つブレードでハンティングなどの解体作業にも適応
《ディディ ガルガルと比較》
・握り込むよりも、挟む・つまむような細かな動作が得意
・スパインは着火に向かないが、ハンドルエンドの露出するブレードで着火できる
・コンパクトなため手が大きい人は注意が必要
▼TEMAGAMI 14C28N / テマガミ 14C28N
※画像内の比較は左がディディ ガルガル 14C28N、右がテマガミ 14C28N
《特徴》
・ヘレ初のハーフ・フルタングシリーズ
・リニューアルを経て、よりタフで実用的に進化
・ベーシックな形状で、パワー作業から繊細な作業まで幅広く対応
・指と同じくらいの刃長で感覚的に扱いやすい、良い意味で癖のないオールラウンドナイフ
《ディディ ガルガルと比較》
・ディディほどの強度はないハーフタングながら、簡単なバトニングや着火が可能
・幅28mmの細めな刃で、フェザリングや切削など細かい作業が得意
▼WABAKIMI SLEIPNER / ワバキミ スレイプナー

※画像内の比較は左がディディ ガルガル 14C28N、右がテマガミ スレイプナー
《特徴》
・サバイバル専門家 Les Stroud 氏との共同開発モデル
・ヘレの中で最も高硬度かつタフな工具鋼を採用した頑丈なナイフ
・ずんぐりとした愛着の湧くデザイン
・握りやすく、力を入れやすいハンドル
・コアなブッシュクラフターにも好まれる一本
《ディディ ガルガルと比較》
・ブレードが短く小回りのきくデザイン
・ノルドとディディの中間的な先端形状で比較的シャープなため繊細な使い方も可能
・取り回しが良くサブナイフとしても使える
・メンテナンスを怠ると錆びるので注意
▼あなたならどう選ぶ?
- ◎とにかくタフにハードに使いたい!
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ディディ ガルガル 14C28N、ノルド、ノルドリス
力強さと耐久性が備わったナイフ。アウトドアでのタフな作業にぴったりです。
- ◎無骨でかっこいいナイフといえば
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ディディ ガルガル 14C28N
しっかりと握り込める力強いグリップデザインはとても無骨な印象。シックなブラックレザーのシースもクール。
- ◎バランス良く多用途に使いたい
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ノルドリス
どのナイフもたくさんの場面で活用できますが、特におすすめはノルドリス。様々なグリップが可能で万人に使いやすいデザインです。
- ◎小回りがきくナイフが欲しい
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ユートゥベーラ、テマガミ 14C28N、ワバキミ スレイプナー
フルタング仕様で強度を備えながら、比較的コンパクトで軽快に扱えるモデルです。
- ◎できるだけ費用を抑えたい…
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テマガミ 14C28N、ワバキミ スレイプナー
フルタングよりもブレードの容量が少ないハーフフルタングはコストも抑えられます。
様々な表情を見せてくれる、ヘレナイフのフルタングナイフ。どのナイフも使い込むことであなたの手に馴染み、良き相棒となると思います。経年変化も楽しみながら、たくさんの場面で活用してみてください。
プロダクト データ表 (横にスクロールしてご確認ください)
ハンドメイドのため、寸法や重量には個体差があります。目安としてご参照ください。
